仏クレディ・アグリコル、のれん代26億8000万ユーロ償却へ

時価総額でフランス3位の銀行クレ ディ・アグリコルは2012年10-12月(第4四半期)決算で差し引き26 億8000万ユーロ(約3360億円)ののれん代を償却する。規制強化と景気 悪化に対応する。

同行が1日発表した資料によると、「これらの措置はキャッシュフ ロー(現金収支)には関与せず、財務力への影響もない」。のれん代償 却の理由は「主として」規制の厳格化だが「関連各国および事業分野に おける現在のマクロ経済と金融環境」を反映したという。

同行は昨年10月16日にギリシャ部門のエンポリキ銀行を同国のアル ファ銀行に1ユーロで売却することで合意している。エンポリキに は2006年の買収時に22億ユーロを投資。最近数年でのれん代を償却して きた。

クレディ・アグリコルは今月20日に昨年10-12月期決算を発表す る。

1日の発表資料によると、同四半期には自行債務の評価替えによる 特別費用8億5000万ユーロ(税引き前)も計上する。また、ポルトガル のエスピリト・サント銀行の持ち分20.2%でも2億6700万ユーロの評価 損を計上するほか保険事業で税費用1億3000万ユーロも計上。国内地銀 についても約1億6000万ユーロの損失を計上する。

原題:Credit Agricole to Book EU2.68 Billion in Goodwill Writedowns(抜粋)