中国は2020-25年にルイスの転換点-IMF調査

中国では2020-25年に低賃金労働者 の供給が底を突き、成長モデルの転換を余儀なくされる段階に入る。国 際通貨基金(IMF)の調査担当者らがこう予測した。

IMFのエコノミスト、ミタリ・ダス氏らは今週公表した報告書 で、中国経済はその時期に「ルイスの転換点」(農業部門の余剰労働力 がなくなる時期)を迎えるとの見方を示した。1979年にノーベル賞を受 賞した経済学者、故アーサー・ルイス氏が提唱したこの概念は、労働搾 取型の産業が急速に競争力を失うことを意味し、80年代の韓国や台湾で も見られた。

報告書は、労働人口の「急激」な減少で中国は転換点に追い込まれ るとし、一人っ子政策の緩和などの改革を実施することで転換点への到 達時期を変えることが可能だとしている。中国国家統計局の馬建堂局長 は1月18日、昨年の労働人口の減少は「重大な意味を持つ」と述べた。

原題:China Surplus Labor to Disappear by 2025, IMF Researchers Say(抜粋)

--取材協力:Kevin Hamlin.