加ポタシュ株、2カ月半ぶり大幅安-利益見通しは予想下回る

31日のカナダ・トロント株式市場 で、時価総額で世界最大の肥料メーカー、ポタシュの株価がこの約2カ 月半で最大の下げとなった。同社がこの日発表した利益見通しはアナリ スト予想に届かず、追加の減産計画を明らかにしたことも響いた。

ポタシュ株は前日比1.9%安の42.37カナダ・ドルで終了。下落率は 昨年11月13日以来の大きさ。

同社の決算発表資料(単位は米ドル)によると、2013年1-3月 (第1四半期)の利益は1株当たり50-65セントの見通し。ブルームバ ーグが集計したアナリスト17人の予想平均は69セントだった。今年は設 備投資の減少に伴い税負担が増すと説明している。12年10-12月(第4 四半期)の利益と売上高も市場予想を下回る数字となった。

10-12月期の純利益は4億2100万ドル(約390億円、1株当たり48 セント)と、前年同期の6億8300万ドル(同78セント)から減少。訴訟 関連費用の引き当て分を除いた利益は同52セントで、アナリスト27人の 予想平均の57セントを下回った。売上高は16億4000万ドル(前年同期 は18億7000万ドル)。アナリスト18人の予想平均は17億9000万ドルだっ た。

RBCキャピタル・マーケッツのアナリスト、アダム・シャツカー 氏(トロント在勤)はリポートで、ポタシュの第4四半期決算と13年の ガイダンスは「非常にネガティブだ」と指摘。「現在の価格を維持する には、世界的に炭酸カリウムの生産が抑制される必要があるとみてい る」と記した。

原題:Potash Declines as Quarterly Forecast Disappoints: Toronto Mover(抜粋)

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