債券市場の「穏やかな」バブルはしぼむ公算-ドイツ銀

米国債利回りは向こう数カ月に上昇 すると、ドイツ銀行のドミニク・コンスタム氏が指摘した。堅調な景気 拡大の兆しを背景に、債券市場の「穏やかな」バブルがしぼむとしてい る。

金利調査グローバル責任者であるコンスタム氏(ニューヨーク在 勤)はブルームバーグテレビジョンの番組「サーベイランス」の司会者 トム・キーン氏らとのインタビューに応じ、「今年は穏やかなものにな るだろう。すなわち、10年債利回りは現状から50-75ベーシスポイント (bp、1bp=0.01%)上昇する可能性がある」と発言。「債券売り のペースは若干速くなり、株価はかなり好調となろう」と述べた。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの指数によると、 米国債の1月のリターンは1.1%のマイナスと、月間ベースで2010年12 月以来最悪だった。指標の10年債利回りは23bp上昇の1.99%と、月間 としては12年3月の24bp以来最大の上げ幅を記録した。

コンスタム氏は、10年債利回りが2段階の上昇局面を経て2.75%に 上がると指摘。1段階目は、景気改善に伴う緩やかな売りで、2段階目 は投資家が米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和解除を予測し始 めることで起きるとした。同氏は急激な売りは予想していない。

ただ、米経済はなお金融政策の支援を必要とし、緩和策がなくても 成長するほど十分に力強い伸びを示していないため、金融政策は「極め て緩和的」なものにとどまるはずだと、コンスタム氏は予想した。

原題:Mild Bond Bubble Deflation Probable, Konstam Says: Tom Keene(抜粋)

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