伊モンテ・パスキの長期格付けを「BB」に引き下げ-S&P

格付け会社スタンダード・アンド・ プアーズ(S&P)は、仕組み金融取引に関する政府調査に直面してい るイタリアの銀行、モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナの長期格付け を引き下げた。同調査によりさらなる損失が発覚する可能性を理由に挙 げた。

S&Pは31日の発表資料で、損失額は「当初の予想を上回る可能 性」があり、「管理能力の低さというリスク」を示すと指摘した。長期 格付けは従来の「BB+」から「BB」に引き下げられた。また、さら なる格下げの可能性を示す「クレジットウォッチ・ネガティブ」指定を 維持した。

モンテ・パスキが損失隠しにデリバティブ(金融派生商品)を利用 したとのブルームバーグ報道を受け、同行は今月、決算を修正せざるを 得なくなる可能性があると表明した。会計処理の不備に関しても前経営 陣に対する捜査が始まった。

原題:Monte Paschi Rating Cut as Probe Digs Deeper Into Bank Loss (1)(抜粋)

--取材協力:Lorenzo Totaro、Elisa Martinuzzi.

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