NY金:反落、4週間ぶり大幅安-インフレ抑制の兆しで

ニューヨーク金先物相場は反落。ほ ぼ4週間ぶりの大幅安となった。米国のインフレ懸念が弱まったことか ら、ヘッジとしての金買いが後退した。

米商務省が発表した12月の個人消費支出(PCE)価格指数は前月 比で変わらず。食品とエネルギーを除いたベースの前年比は1.4%上 昇。1年前は1.9%上昇だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)は 前日の声明で、「インフレは、エネルギー価格の変動を主として反映し た一時的な変化を除けば、委員会の中長期的な目標をやや下回る水準で 推移している」と指摘した。

インテグレーテッド・ブローカレッジ・サービシズ(シカゴ)のヘ ッドディーラー、フランク・マギー氏は電話インタビューで、「今はイ ンフレよりも多分デフレのリスクの方が大きい。心配なのはデフレ克服 は、中央銀行の能力を超えているのではないかということだ」と指摘。 「金は上昇するといつも、デフレ懸念で上値を抑えられる」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物4 月限は前日比1.2%安の1オンス=1662ドルで終了。中心限月としては 4日以来の大幅下落となった。月間では0.8%安と、4カ月連続の値下 がり。

原題:Gold Falls Most in Four Weeks Amid Signs of Tame U.S. Inflation(抜粋)

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