欧州株:続落、決算失望でサンタンデール安い-月間はプラス

31日の欧州株式相場は続落。アスト ラゼネカやサンタンデール銀行の決算で失望感が広がった。ストックス 欧州600指数は月間ベースでは昨年7月以降で最大の上げとなった。

英製薬会社アストラゼネカは3.2%安。2013年通期の減収減益見通 しが売り材料。スペインのサンタンデール銀と英蘭系石油会社ロイヤ ル・ダッチ・シェルも大幅安。第4四半期利益がアナリスト予想を下回 ったことが嫌気された。

ストックス欧州600指数は前日比0.5%安の287.22で終了。騰落比率 は約1対2。月初来上昇率は2.7%で、1997年以来の最長となる8カ月 連続高となった。

スレッドニードル・アセット・マネジメントのマルチ分散投資責任 者、トビー・ナングル氏は「過去半年にわたり株式を大幅重視してきた ものの、それに見合った企業の業績力をまだ目の当たりにしていない」 と指摘。「決算は非常に重要となるだろう。これまでの投資に釣り合う 結果が必要だ」と語った。

指数構成銘柄の株価収益率(PER、予想収益ベース)は12.2倍 と、昨年6月末時点の10.6倍から上がっている。ブルームバーグ集計の データによれば、構成銘柄でこの日決算を発表したのは約19社。

31日の西欧市場では18カ国中15カ国で主要株価指数が下落した。仏 CAC40指数は0.9%、英FTSE100指数は0.7%それぞれ下げた。ド イツのDAX指数は0.5%値下がりした。

原題:European Stocks Fall, Trimming Monthly Gain; AstraZeneca Slides(抜粋)

--取材協力:Francine Lacqua.

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