米個人消費:12月は0.2%増に減速-所得は特殊要因で大幅増加

昨年12月の米個人消費は前月 比0.2%増と、前月から減速した。一方、所得は企業が増税を回避する ため、配当やボーナスを前倒しで支払ったため、大幅な伸びを記録し た。

米商務省が発表した12月の個人消費支出(PCE)は前月比0.2% 増と、前月の0.4%増から減速した。ブルームバーグがまとめたエコノ ミスト予想中央値は0.3%増だった。個人消費は米経済全体の約7割を 占める。

個人所得は前月比2.6%増加した。一部の企業は、年明け後の税率 引き上げを前に通常より早く配当や賞与を支払った。商務省は、昨年10 -12月(第4四半期)の所得増加分のうち約264億ドルが配当支払いの 前倒し、ほか150億ドルは賞与など不定期の報酬を反映していると概算 した。

貯蓄率は6.5%に上昇(前月4.1%)し、2009年5月以来の高水準と なった。賃金・給与は0.6%増加。

RBSセキュリティーズのエコノミスト、ガイ・バーガー氏は「消 費は昨年、比較的力強い調子で終えた」とした上で、「需要はかなり底 堅いが、今四半期(1-3月)の見通しは素晴らしくはない。非常に強 い向かい風が待ち受けている」と続けた。

インフレ調整後の実質ベースでの可処分所得は2.8%増加と、08年 5月以降で最大の伸びとなった。

実質ベースのPCEは前月比0.2%増と前月の0.6%増を0.4ポイン ト下回った。10月は0.2%減だった。

PCE価格指数は前年比1.3%増。前年比の伸びとしては08年以降 で最も小幅だった。

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原題:Consumer Spending in U.S. Rose in December as Incomes Surged (2)(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton.

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