電力8社の燃料費が28%増、軒並み通期赤字予想-原発停止の影響

電力各社が31日までに発表した決 算によると、東京電力と沖縄電力を除く電力会社8社の2012年4-12月 期の燃料費は合計で前年同期比28%増加した。原子力発電所の停止が長 引いているために燃料費負担が膨らみ、沖縄電力以外の各社が今期 (2013年3月期)に純損失を計上する見通しとなった。

各社の資料を基にしたブルームバーグ・ニュースの試算によると、 8社の4-12月期の燃料費は3兆871億円。前年同期は2兆4195億円だ った。電気事業連合会の資料によると、12月の原発稼働率は5.3%と、 前年同月比9.9ポイント低下。関西電力大飯原発3、4号機以外、再開 が難しくなっていることから、各社は火力発電用燃料の液化天然ガス (LNG)や重油、原油、石炭の調達を増やして不足分を補った。

燃料費の増大に圧迫され、九州電力が3650億円の純損失を予想する など沖縄電力以外9社が通期の最終赤字を見込んだ。

各社の通期業績予想は以下の通り。東電は4-12月期の決算につい てはまだ発表しておらず、公表時期は未定としている。同社の通期業績 予想は10月31日時点のもの。

12年4-12月期純損益   13年3月期純損益予想 ---------------------------------------------------------- 北海道電力    908億9200万円        -1440億円 東北電力    -561億8800万円        -1000億円 東京電力         未公表         -450億円 中部電力     -22億8700万円         -600億円 北陸電力        91億円         -40億円 関西電力    -1519億7300万円 -2650億円 中国電力    -136億6000万円         -280億円 四国電力    -309億7300万円         -500億円 九州電力    -2347億3500万円        -3650億円 ----------------------------------------------------------

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