過剰投資に伴う景気下振れリスク、中国が最大-米S&P

中国は世界の主要な32カ国・地域の 中で過剰投資に伴う景気下振れリスクが最も高い-。米スタンダード・ アンド・プアーズ(S&P)が31日、こう指摘した。

オーストラリアとインド、ベトナムは「中程度のリスク」だと、メ ルボルン在勤のアナリスト、テリー・チャン氏がリポートでコメントし た。リポートによれば、中国は国内総生産(GDP)に対する投資の割 合が世界で最も高い。

チャン氏の分析は、中国の新指導部が質の高い経済成長を追求し、 消費を拡大させると表明する中、成長のけん引役として投資支出に頼る 状況は持続できないとの懸念を裏付けている。

S&Pは「投資に過度に頼る水準が経済における調整の可能性の先 行指数になり得ると考えている」と説明した。

中程度のリスクと分類された国はほかにブラジルとカナダ、フラン ス、インドネシア、南アフリカ共和国。過剰投資に伴うリスクが最も低 い国は、米国や日本、ドイツ、メキシコ、アイルランドなど。

原題:China at Highest Risk of Downturn on Overinvestment, S&P Says(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE