中国株:上海総合指数が上昇も下落銘柄が上回る-不動産安い

中国株式市場では、上海総合指数が 小幅に上昇したものの、下落銘柄数が上昇銘柄数を上回った。バリュエ ーション(株価評価)が10カ月ぶり高水準となったことへの懸念が広が る中、不動産開発株の下げが響いた。資源株や公益株は堅調だった。

不動産の金地集団(600383 CH)は5.6%安。保利房地産集団 (600048 CH)は6.2%下げた。北京市当局が不動産税に関する計画を中 央政府に提出して承認を求めたとの観測が広がった。テクニカル指標で 買われ過ぎのサインが示されていたヘルスケア株は3日続落。華潤双鶴 薬業(600062 CH)は1.4%下げた。

資源株は高い。江西銅業(600362 CH)は5.2%高と、約8カ月ぶり 高値。電力株では国投電力(600886 CH)が5.8%値上がりした。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は前日比2.95ポイント(0.1%)高の2385.42。指数構 成銘柄のうち下落は536、上昇が403だった。一方で上海、深圳両証取の A株に連動するCSI300指数は同0.1%安の2686.88。

浙商証券の王偉俊ストラテジスト(上海在勤)は、「投資家の間に は相場は大幅上昇の後で大きな調整が起きるとの懸念もあり、ファンダ メンタルズと企業利益の弱さを見て保有株の一部を手放す動きも見られ た」と指摘。その上で、「マクロ経済は問題でないため、上昇の勢いは まだ残っている」との見方を示した。

原題:Most Chinese Stocks Fall as Developers Slump; Utilities Advance(抜粋)

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