スペインのサンタンデール銀:10~12月利益、予想に届かず

スペインの銀行最大手、サンタンデ ール銀行の2012年10-12月(第4四半期)決算は、利益がアナリスト予 想に届かなかった。国内事業で引当金を積み増したほか、ブラジルと英 国事業の利益が低迷した。

31日の当局への届け出によると、純利益は4億100万ユーロ(約490 億円)。前年同期は不動産関連損失に絡む特別費用18億ユーロを計上 し、4700万ユーロにとどまっていた。ブルームバーグ・ニュースがまと めたアナリスト11人の予想平均は8億160万ユーロだった。

資産劣化に備える引当金は前年同期から22%増え31億3000万ユー ロ。不良債権比率はグループ全体で4.54%、スペイン事業で6.74%と前 期末から上昇。ブラジル部門の10-12月期利益は18%減、英国は34%減 だった。

発表によると、サンタンデール銀は欧州中央銀行(ECB)から受 けた3年物融資のうち240億ユーロを繰り上げ返済し、110億ユーロを 「流動性の保険」として保持している。

原題:Banco Santander Profit Misses Estimates on Spanish Provisions(抜粋)

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