海外勢の日本株買い越しが11週連続、個人売り-1月4週需給

海外投資家の買い越し基調の継続 が、足元の日本株上昇の原動力になっていることが東京証券取引所のデ ータで確認された。

東証が31日に発表した1月第4週(21-25日)の投資部門別売買動 向(東証、大証、名証の1・2部等合計)によると、海外投資家は差し 引き1992億円買い越した。買い越しは11週連続で、2011年12月-12年3 月にかけての12週連続の記録に迫った。

1月4週の日経平均株価は週後半に戻し、週間で0.1%高の1万926 円で終了。11週連続の上昇と、海外勢の買い越し期間と合致する。

海外勢の買い越しが長期化してきたことについて、ニッセイアセッ トマネジメントの西崎純チーフ・ポートフォリオ・マネジャーは「デフ レを脱却すれば、日本の成長率は先進国並みの最低2%程度になる可能 性があり、海外勢がそのシナリオを信じているなら、足元の株価水準で も割安感がある」との認識を示した。

このほかの主な買い越しは、証券会社の自己売買部門(204億円) が3週連続だった。

一方、年金資金の動向などを示す信託銀行(1614億円)は14週連続 の売り越しで、売越額は1614億円。生・損保は20週連続(売越額356億 円)、都銀・地銀は10週連続(同129億円)で売り越した。信託銀の売 り越しは、10年12月-11年3月までの14週連続に並び、株価が昨年来高 値圏にある中で、金融機関からは持ち高調整や戻り待ちの売りが継続的 に出ている。個人投資家も98億円の売り越しと、小幅ながら2週連続の 売り越しで、海外勢買い・国内勢売りの需給構図だった。

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