今日の国内市況(1月31日):株式、債券、為替市場

きょうの国内市場の株式、債券、為替相場 は以下の通り。

●日本株は3日続伸、3大銀行が指数寄与度上位占める-紙パ、鉄鋼も

東京株式相場は3日続伸。好決算が評価された三井住友フィナンシ ャルグループを中心に、3大銀行株がTOPIXの上昇寄与度上位を占 めた。好業績観測の広がった王子ホールディングスなどパルプ・紙株の ほか、鉄鋼や海運、証券株も買われ、相対的に景気敏感業種が高い。

TOPIXの終値は前日比5.58ポイント(0.6%)高の940.25、日 経平均株価は24円71銭(0.2%)高の1万1138円66銭と、ともに連日で 昨年来高値を更新。

セゾン投信運用部の瀬下哲雄ポートフォリオマネジャーは、「利益 確定売りを無難にこなしながら推移している相場局面」と指摘。米国株 に比べ、日本株はまだ出遅れており、「今の勢いを見る限り、出遅れを 修正する動きが続く可能性が高い」との見方を示した。

●債券は上昇、投資家の現物債買いや円安が一服-2年債入札は順調

債券相場は上昇。月末とあって現物債に投資家からの買いが入った ことや円安・株高の一服が手掛かりとなった。きょう実施の2年債入札 は順調だった。

東京先物市場で中心限月の3月物は前日比4銭高の144円09銭で始 まり、直後に横ばいの144円05銭まで伸び悩み。その後は買いが優勢と なり、上げ幅を拡大。午後1時30分ごろには144円40銭に達した。結局 は25銭高の144円30銭で取引終了した。

トヨタアセットマネジメントの深代潤チーフファンドマネジャーは 「来年度予算案の閣議決定や追加金融緩和でいったん材料出尽くしとな り、政策期待を反映した急ピッチの円安や株高に調整が入るとの読みも ある」と指摘。「週初からの相場調整で割高感が弱まった10年債などに 資金消化の買いが優勢となった。運用資金が潤沢な状況に変化はなく、 金利上昇局面での需要はなお旺盛だ」と述べた。

●円じり高、月末需給や株価にらみで対ドル90円後半-米雇用統計待ち

東京外国為替市場では円がじり高。月末に絡んだ輸出企業の円買い 需要が指摘されたほか、株価が下落する局面ではリスク回避の連想から 円高圧力がかかった。

ドル・円相場は1ドル=91円後半から一時90円75銭まで円買いが進 行。前日の海外市場では91円41銭を付け、2010年6月以来のドル高・円 安水準を更新したが、その後は円が下げ渋る展開となっている。

シティバンク銀行個人金融部門の尾河眞樹シニアFXマーケットア ナリストは、「きょうはあまりぱっとしない相場で、米雇用統計待ちと いう感じだ」と指摘。ドル・円も「特に91円台が重いという感じもな

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