中国:欧州の事業環境はアフリカ以下、投資意欲は旺盛-調査

欧州での投資を目指している中国企 業にとって欧州の事業環境はアフリカや中東、中南米ほど良好でなく、 そうした企業は官僚主義や高いコストに関連した問題に直面している。 在中国欧州連合(EU)商業会議所とKPMG、ローランド・バーガ ー・ストラテジー・コンサルタンツが31日公表したEUにおける中国の 海外直接投資に関する調査報告書で明らかになった。

報告書では、27カ国が加盟するEUについて、市場参入の障壁がほ とんどなく、過去に中国の投資が安全保障上の理由で反対されることも 少なかったことから、比較的オープンとの見方も示されている。

調査に参加した74社のうち85%がEUの事業環境はアフリカより悪 いと回答。69%は中東以下とみており、56%は中南米の方が良好だと答 えた。にもかかわらず、EU投資を拡大するとの回答は97%に達した。

商務省のデータによれば、昨年の中国の対外投資は29%増の772億 ドル(約7兆円)と、過去最高を記録。技術や資源の獲得を狙い海外進 出を促す政府の取り組みが浮き彫りになった。米調査会社ロジウム・グ ループのリポートでは、中国企業の海外投資は2020年までの10年で最大 2兆ドルに達する見通しだ。

調査は昨年8月から11月の間にEU域内の少なくとも1カ国で1件 以上の投資を行っている中国企業を対象にアンケートの形式で行われ た。

原題:Chinese Companies See EU Climate Less Friendly, Survey Shows(抜粋)

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