モンテ・パスキを不正会計や市場操作で捜査-伊検察当局

イタリアの銀行で最も歴史のあるモ ンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナが拠点を置くシエナ市の検察当局 は、同行によるアントンベネタ銀行買収に関連する監督当局への妨害と 不正会計、市場操作の疑いで過去の経営陣を捜査している。

モンテ・パスキは南部の都市トラーニの検察当局の捜査対象にもな っており、捜査協力の協議が今週行われる可能性が高い。事情に詳しい 関係者の1人が明らかにした。

捜査の詳細が非公開であることを理由に関係者が匿名で語ったとこ ろでは、イタリア中部トスカーナ地方の古都であるシエナと南部のトラ ーニの検察当局には、捜査の重複を避けたい共通の思惑がある。関係者 によれば、シエナの検察当局は、経営幹部の犯罪に対する企業の責任を 定めた法律に基づく捜査も進めており、過去数カ月にわたってイタリア 銀行(中央銀行)を含む監督当局とも協力しているという。

消費者団体のAdusbef(銀行・金融・郵便サービス利用者協会) が30日電子メールで発表したところでは、トラーニの検察当局 は、Adusbefが今年に入って行った告発を受けて、イタリア証券取引委 員会(CONSOB)と中銀によるモンテ・パスキの監督に問題がなか ったかについて捜査を開始した。

原題:Prosecutors in Siena, Trani Said to Mull Meeting on Monte Paschi(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE