フィンランドの銀行業界、貸し倒れのリスク増大-ムーディーズ

米格付け会社ムーディーズ・インベ スターズ・サービスは、フィンランドはリセッション(景気後退)で資 産の質が悪化し貸し倒れのリスクが増すとして、同国の銀行システムの 見通しはネガティブだと指摘した。

30日付リポートによると、フィンランドで営業している銀行は予想 される法人融資関連の資産悪化に加え、家計債務の増加、ホールセー ル・ファンディングへの依存によって厳しい状況が続く見通し。

昨年4-6月(第2四半期)にリセッションに入ったフィンランド は輸出需要が「弱い」ままにとどまり、今年は0.3%成長になるとムー ディーズは予測した。銀行は2011年末に資金調達額の約53%を資本市場 で調達している。

これにより、「銀行は投資家信頼感の変化に影響を受けやすい状態 になっている。欧州の銀行に対する信頼感は脆弱(ぜいじゃく)なまま だ」とムーディーズは分析している。

原題:Finland’s Banking System Risks Bigger Impairments, Moody’s Says(抜粋)

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