リオ:モンゴルのオユ・トルゴイ鉱床、開発の一時停止を検討

世界2位の鉱山会社、英・オースト ラリア系リオ・ティントは、モンゴルで進めている62億ドル(約5650億 円)規模のオユ・トルゴイ銅・金プロジェクト開発の一時的な停止を検 討している。同プロジェクトに詳しい関係者2人が明らかにした。モン ゴル政府が同鉱床の利益配分を拡大するよう要請していることが背景に ある。

関係者が匿名を条件に明らかにしたところによれば、リオはモンゴ ル政府による利益配分の拡大とロイヤルティー(鉱区使用料)の変更に 関する要請に抗議するため開発停止について検討している。関係者の1 人によれば、開発が停止されれば採掘と処理が中断する可能性があるが 確定はされておらず、経営幹部がロンドンで検討している選択肢の一つ になっている。

リオの広報担当者、ブルース・トービン氏(メルボルン在勤)は 「オユ・トルゴイの開発が全ての関係者に利益をもたらすよう、モンゴ ル政府を含む全てのステークホルダー(利害関係者)と引き続き協力し ていく」と述べ、同社が開発の一時停止を検討しているかどうかについ てはコメントを控えた。

ナショナリズムが高まり貧富の差が拡大する中、モンゴルのアルタ ンホヤグ政権は外資への支援を継続しようとしている。モンゴル政府は オユ・トルゴイ・プロジェクトをめぐる2009年の投資に関する合意につ いて2度にわたって再交渉を要請したが、リオは昨年10月にこれを拒否 した。オユ・トルゴイ銅鉱床は現時点で、開発中の銅プロジェクトとし ては世界最大規模。

原題:Rio Said to Consider Halt at Largest Mongolia Mine Amid Dispute(抜粋)

--取材協力:Jesse Riseborough、Elisabeth Behrmann、Matthew Campbell、Liezel Hill.

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