1月の独失業者は前月比1万6000人減、予想外-失業率6.8%

ドイツの1月の失業者数は予想に反 して減り、10カ月ぶりの前月比マイナスとなった。国内経済の勢いが増 している兆候が強まった。

独連邦雇用庁(FLO)が31日発表した1月の雇用統計によると、 失業者数は季節調整済みで前月比1万6000人減の292万人。ブルームバ ーグ・ニュースがまとめたエコノミスト31人の予想中央値は8000人増だ った。失業率は6.8%と、昨年12月の6.9%から低下し、約20年ぶりの低 水準に並んだ。

ドイツ連邦銀行(中央銀行)は先週、昨年10-12月(第4四半期) に最大0.5%縮小したもようの同国経済が回復しつつあるとの認識を示 した。1月のドイツ景況感は予想以上に改善したほか、サービス業の活 動を示す指標は1年7カ月ぶり高水準に達した。

ソシエテ・ジェネラルのエコノミスト、アナトリ・アネンコフ氏は (ロンドン在勤)は「ドイツの雇用市場は良い状況にある」とし、「賃 金はかなりしっかりしており、インフレ率は低下している。実質所得が 増えつつあり、内需で今年1-3月(第1四半期)はプラス成長に回復 する可能性がある」と語った。

ドイツ中小企業連盟(BVMW)が3000余りの企業を対象に実施し た調査が先月示したところによると、大半の企業が景気の停滞を見込み つつも今年の人員増加を計画している。

原題:German Unemployment Unexpectedly Declines as Confidence Improves(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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