米社債保証コスト上昇、予想外のマイナス成長で-CDS取引

30日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストがこの1カ月で最 大の上昇となった。昨年10-12月(第4四半期)の米経済が予想に反し てマイナス成長となったことが響いた。

ブルームバーグの集計によれば、北米企業の信用リスクの指標であ るマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニューヨーク 時間午後4時25分(日本時間31日午前6時25分)現在、3.8ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)上昇の90bp。4.6bp上昇した昨 年12月28日以来の大幅な上げとなった。

景気失速の兆しを受け、企業の債務返済能力が抑制されるとの懸念 が強まる可能性がある。米商務省が30日発表した昨年10-12月の実質国 内総生産(GDP)速報値は前期比年率0.1%減少。ブルームバーグの エコノミスト調査では、1.1%のプラス成長が見込まれていた。

リーダー・キャピタルのポートフォリオマネジャー、スコット・カ ーマック氏は電話インタビューで、「GDPの数字は後ろ向きだが、そ の多くは国防支出減少の影響によるものだ」と指摘。マイナス成長に伴 い、一部の投資家は保険の購入に動くだろうと予想した。

原題:U.S. Corporate Credit Swaps Increase; Chesapeake Risk Declines(抜粋)

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