ブラジル株:ボベスパは7週間ぶり安値-ペトロブラスに売り

30日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が7週間ぶり安値に下落。ブラジル石油公社(ペトロブ ラス)が7カ月ぶりの大幅安となった。ガソリンの製油所価格を6.6% 値上することを明らかにしたものの、利益を押し上げるには不十分だと の観測が響いた。

ペトロブラスは4.8%安と、ボベスパ指数の下落に最も響いた。資 産家エイキ・バチスタ氏が経営権を持つMPXエネルジアは10.1%値下 がりし、2008年11月以降で最大の下げ幅。航空会社のゴル・リニャス・ アエリアス・インテリジェンテスも4%安。ブラジル政府が航空各社に 対し一部運賃の上限設定を求める可能性があるとの懸念が嫌気された。

ボベスパ指数は前日比1.8%安の59336.70と、昨年12月13日以来の 安値で終了。指数構成銘柄のうち下落が46銘柄、上昇は22銘柄。通貨レ アルは0.1%安の1ドル=1.9887レアル。

ペトロブラスは当局への届け出で、最終的に国内外の価格差を解消 することを目指していると説明。オレン・インベスチメントスのエコノ ミスト、グスタボ・メンドンサ氏は電話取材で、「値上げは国際価格と の差を埋めるには不十分だ」と指摘。「政府が近いうちに国内価格の再 値上げを認める公算も小さい」とし、燃料価格の上昇は「すでに速いペ ースで進行しているインフレの新たな圧力となる」と述べた。

原題:Bovespa Falls as Petrobras Slumps on Fuel Price Disappointment(抜粋)

--取材協力:Julia Leite.

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