NY金:続伸、3週間ぶり大幅高-米GDPマイナス成長で

ニューヨーク金先物相場は続伸。ほ ぼ3週間ぶりの大幅高となった。昨年10-12月(第4四半期)の米経済 がマイナス成長となったことから、逃避先とされる金に買いが集まった 。

米商務省が発表した2012年第4四半期の実質国内総生産(GDP、 季節調整済み、年率)速報値は前期比0.1%減少した。マイナスは今回 の景気拡大期が始まった2009年第3四半期以降で初めて。ブルームバー グ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値は1.1%増だった。 米連邦公開市場委員会(FOMC)は会合後の声明で、経済は悪天候な ど一時的な要因により足踏みしているとし、毎月850億ドルの債券購入 を継続する方針を示した。

ロング・リーフ・トレーディング・グループのチーフマーケットス トラテジスト、ティム・エバンス氏(シカゴ在勤)は電話インタビュー で、「GDPのマイナス成長を受け、明らかに安全への逃避が見られ る」と指摘。「過去数四半期の成長はかなり安定していたが、今回のよ うな数字がもっと増えれば、金の堅調は続くだろう」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物4 月限は前日比1.1%高の1オンス=1681.60ドルで終了。中心限月として は10日以来の大幅上昇となった。FOMC声明発表後は電子取引で一 時1.3%値上りした。

原題:Gold Caps Biggest Gain in Three Weeks After U.S. Economic Report(抜粋)

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