欧州株:年初来で最大の下げ、米GDPを嫌気-サイペム急落

30日の欧州株式相場は年初来で最大 の値下がりとなった。油田サービス会社の伊サイペムが急落したほか、 米経済が昨年10-12月(第4四半期)に縮小したことが悪材料。

サイペムは34%急落。2012、13両年の利益見通しの下方修正が響い た。スウェーデンの銀行、スウェドバンクは2年8カ月ぶりの大幅高。 昨年10-12月の純利益が前年同期の4倍余りに増え、配当性向を75%に 引き上げた。ノルデア銀行は3.2%高。四半期利益が予想を上回ったこ とが好感された。

ストックス欧州600指数は前日比0.6%安の288.63で引け、前日 の2011年2月18日以来の高値から反落した。月初来では3.2%上昇。

メリトン・インベストメント・マネジメント(デュッセルドルフ) の欧州株アセットマネジャー、トビアス・ブリティッシュ氏は電話イン タビューで、「欧州株への主要リスクは政治の不透明感から生まれるか もしれない」と述べ、「政治の問題は予測不可能だが、欧州では選挙実 施が近づいている」と付け加えた。イタリア総選挙は2月24、25日に予 定されている。

米商務省が発表した第4四半期の実質国内総生産(GDP、季節調 整済み、年率)速報値は前期比0.1%減少。ブルームバーグ・ニュース がまとめたエコノミストの予想中央値は1.1%増だった。

この日の西欧市場では18カ国中14カ国で主要株価指数が下落した。

原題:European Stocks Drop the Most This Year as Saipem Shares Plummet(抜粋)

--取材協力:Adria Cimino.

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