外為取引高が13年に急増、円は極めて高水準-大手ディーラー

世界の大手外為ディーラー各社によ ると、2013年に入って外為市場の取引高が急増している。円とポンド、 スイス・フランの下落で、相場変動がさらに拡大するとの見通しが強ま っている。

ユーロマネー・インスティチューショナル・インベスターのデータ で取引高3位の英バークレイズは、16日の円・ユーロの取引高が1日当 たり取引高の過去最高となったと明らかにした。全通貨の取引高は15日 に1年ぶりの高水準になったという。米シティグループによれば円の取 引高は「極めて高い」。1位のドイツ銀行は、ユーロ圏の緊張緩和が高 利回り資産の需要を高めたと解説した。

円は年初来5.6%下げ、ブルームバーグ相関加重指数に含まれる先 進10カ国・地域通貨の中で最悪のパフォーマンス。ポンドは3.3%下落 している。スイス・フランは18日にユーロに対して11年5月以来の安値 を付けた。

JPモルガン・チェースが算出する主要7カ国(G7)通貨のイン プライドボラティティ(IV、予想変動率)は18日に9.19と昨年8月2 日以来の高水準となった。ドイツ銀行の外為グローバル責任者ケビン・ ロジャーズ氏は23日のインタビューで「期待の持てる年の幕開けだっ た」として、「市場の活動レベルと行動様式が危機前の通常の状態に戻 りつつあるようだ」と語った。

原題:World’s Biggest Currency Dealers Say Trade Volumes Surge in 2013(抜粋)

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