中国:農村部の所得の伸び、3年連続で都市部を上回る

中国では2012年に農村部の所得の伸 びが3年連続で都市部を上回った。出稼ぎ労働者の賃金上昇に加え、政 府による社会的セーフティーネット(安全網)の強化が追い風となっ た。

中国国家統計局の18日の発表によると、農村部の1人当たり純所得 は10.7%増加。都市部は9.6%増だった。

野村ホールディングスの中国担当チーフエコノミスト、張智威氏 (香港在勤)は「農村部の所得の伸びが消費を押し上げ、リバランスを 後押しするのは確実だろう」と指摘。「人件費増加で投資意欲が後退 し、成長ペースは若干低下する見通しだが、こうした消費主導の景気拡 大はより持続可能なものとなろう」と述べた。

同氏はさらに、そうしたトレンドがしばらく続く可能性があると予 想。労働人口減少が出稼ぎ労働者の賃金を押し上げているほか、政府が 農村部の医療など社会保障基金の充実に引き続き取り組んでいることを 理由に挙げた。

原題:China Rural-Income Gains Aid Shift Toward Consumption: Economy(抜粋)

--取材協力:Xin Zhou、Stephanie Phang.

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