台湾:中国の機関投資家の証券投資枠を2倍に-規制緩和進む

台湾証券当局は、中国本土の機関投 資家による台湾市場での証券投資の上限を現行の2倍に引き上げる。経 済関係の深化を図る中国と台湾の取り組みの一環だ。

台湾金融監督管理委員会(金管会)の黄天牧氏は、中国から台湾へ の投資上限を現在の5億米ドルから10億米ドル(約910億円)にすると 述べた。29日に台北で行われた中国証券監督管理委員会(証監会)の郭 樹清主席と金管会の陳裕璋主任委員との会談後に語った。

台湾の中央銀行は、台湾の銀行による人民元関連業務を容認。台湾 の観光当局は本土からの個人訪問客の受け入れ枠を2倍にした。中国と 台湾の金融市場当局は2009年に協力強化の合意書に締結している。

証監会国際合作部の童道馳主任は台北で記者団に対し、適格外国機 関投資家(QFII)制度に基づく投資枠を求める台湾の証券会社に対 する資産要件を、中国が緩和する可能性があると語った。

金管会の29日の発表資料によれば、中国は試験区域で展開する投資 コンサルティングの合弁企業に台湾の証券会社が過半数出資することを 試験的に容認する。童氏はこれより前、試験区域が福建省や上海、深圳 を指すと話していた。

また同資料によれば、台湾の先物会社が本土で合弁を設立すること や、台湾の証券会社がファンド企業に過半数出資することも認められ る。

原題:Taiwan Boosts Limit on China Securities Investment to $1B (1)(抜粋)

--取材協力:Adela Lin、Victoria Stilwell.

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