ドイツ銀:10-12月赤字の見込み、リストラ費用響く-31日決算

ドイツ銀行の2012年10-12月(第4 四半期)決算は赤字となった見込みだ。ゴールドマン・サックス・グル ープなど米国勢が市場回復に乗じて利益を拡大したが、ドイツ銀行はリ ストラ費用が響いてこの流れに乗り遅れたもようだ。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト9人の予想平均で は、ドイツ銀の第4四半期は2億1000万ユーロ(約260億円)の赤字。 前年同期は1億4700万ユーロの黒字だった。同行は31日に決算を発表す る。ゴールドマン・サックス・グループなど米国の大手投資銀行4行の 第4四半期利益合計は前年同期比で92%増え、97億3000万ドル(約8830 億円)だった。

昨年6月に就任したドイツ銀のユルゲン・フィッチェン、アンシュ ー・ジェイン両共同最高経営者(CEO)は人員を減らすとともに、欧 州の大手投資銀で最も低い資本水準の引き上げを図っている。これらの コストがトレーディング収入の増加を上回った。アナリスト6人の予想 では債券トレーディング収入は前年同期比58%増えた見込み。

M・M・ウォーバーグのアナリスト、アンドレアス・プレジエ氏 (ハンブルク在勤)は電話インタビューで、「ドイツ銀は将来のことを 考えるとともに、第4四半期が赤字になっても昨年半ばに就任したばか りの新経営陣が責められることにはならないと期待している」とし、 「1四半期の業績がひどくなっても資本増強で前進していることを示す 方が良いという考えだ」と指摘した。

原題:Deutsche Bank Seen Missing Goldman-Led Gains as Costs Bring Loss(抜粋)

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