オーストリアの格付け見通しをステーブルに引き上げ-S&P

格付け会社スタンダード・アンド・ プアーズ(S&P)は29日、オーストリアの信用格付けの見通しをステ ーブル(安定的)とし、ネガティブ(弱含み)から引き上げた。政府が 債務削減の取り組みを継続するとともに銀行が資本基盤を強化するとの 見方に基づいていると説明した。

S&Pによるオーストリアの格付けは「AA+」。同社はまた、オ ーストリア経済が欧州債務危機からの影響に引き続き柔軟に対応できる との見通しも示した。1年前に同国の格付けを最上級の「AAA」から 引き下げている。

S&Pは発表文で「見通し変更は、オーストリア経済が欧州ソブリ ン債危機からの負の影響に今後も対応でき、政府が財政引き締めの路線 を維持するとの予想を反映している」とし、「現状では弱いと見なされ る資本を銀行が増強するとの予想も織り込んだ」と説明した。

原題:Austria Outlook Raised to Stable at S&P as Bank Concerns Abate(抜粋)

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