安倍首相:次期日銀総裁、国際社会への発信力も必要-日本テレビ番組

安倍晋三首相は29日夕、日本テレビ の番組に出演し、4月に任期満了となる日本銀行の白川方明総裁の後任 に求められる資質としては金融政策に対する考え方の一致に加え、国際 社会への発信力と高い説明能力も必要との認識を明らかにした。出身母 体にはこだわらない考えも示した。

安倍首相は次期総裁には金融政策について「同じ考えを共有する」 ことに加え、「国際社会に対して発信力があって説明する能力が高い 人」が望ましいと述べた。財務省出身者の起用については「どこ出身だ からダメ、どこ出身だからいいということで私は考えていない。同じ考 えを共有して確固たる強い意思を持っている人でなければダメだと思っ ているから、出身母体は問うつもりない」と強調した。

環太平洋連携協定(TPP)交渉への対応については「国益を確保 できて聖域なき関税撤廃ではないということになれば参加をしていくこ とになる」と指摘。その上で、日本の方針は夏の参院選の前までに「基 本的に示すべき方向性は示していきたい」と語った。

中国共産党の習近平総書記との首脳会談については「問題があるか らこそハイレベルの会談を行うべきだ。そういう状況になってくれば首 脳会談も考えたい」と語った。北朝鮮が核実験に踏み切った場合の対応 については「日本は国際社会と連携して相当厳しい対応を取らなければ いけない」と明言した。

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