中国株(終了):上海総合指数が強気相場入り-景気を楽観視

中国株式相場は上昇し、上海総合指 数が強気相場入りした。中国経済の先行きに楽観的な見方が広がった。 金融株とエネルギー株が全体をけん引した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は前日比12.47ポイント(0.5%)高の2358.98で終 了。直近安値の昨年12月3日からの値上がり率が20%となり、強気相場 入りと見なされる上げを記録した。上海、深圳両証取のA株に連動する CSI300指数は前日比0.9%高の2675.87。12月3日からの上昇率 は27%となった。

中国株式相場は先月、4年ぶり安値近くまで下落。その後、景気回 復の兆候が示された上に、政府が都市化推進を掲げたことを受けて上昇 に転じた。昨年12月の中国工業利益は前年同月比17.3%増加し、英 HSBCホールディングスとマークイット・エコノミクスが発表した1 月の中国製造業購買担当者指数(PMI)速報値は2年ぶり高水準の拡 大ペースとなった。

東呉証券の鄧文淵アナリストは電話取材に対し、「景気は回復しつ つある上に、今年は新指導部による改革の年だ。期待は大きい」と指 摘。「われわれは都市化推進のペースが上がると予想している。株式市 場の流動性が増えるとの期待もある。今の相場上昇は続くはずだ」と述 べた。

上場証券会社で中国2位の海通証券(600837 CH)は7.3%高で金融 株の上昇を主導した。中信証券(CITIC証券、600030 CH)も4.3% 高。原油高を受けて、代替となる石炭を手掛ける企業なども買われた。 エン州煤業(600188 CH)は1.4%値上がりした。

原題:Shanghai’s Stock Index Enters Bull Market on Economic Outlook(抜粋)

--取材協力:Zhang Shidong、Michael Patterson.

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