QE3での資産購入は104兆円、14年1~3月まで-BN調査

バーナンキ米連邦準備制度理事会 (FRB)議長が進める量的緩和第3弾(QE3)の下での債券購入規 模は2014年1-3月(第1四半期)までに1兆1400億ドル(約104兆 円)に達する見通しだ。エコノミスト44人の予想(中央値)をブルーム バーグがまとめた。

24、25の両日に実施した同調査によれば、エコノミストは住宅ロー ン担保証券(MBS)400億ドルと米国債450億ドルを毎月買い入れる政 策を議長が継続するとみている。連邦準備制度の当局者の一部は、バラ ンスシートを過去最大規模に膨らませている同政策が、引き締めが必要 になった際の対応を困難にさせると警告している。

TDセキュリティーズの金利・外為調査担当グローバル責任者エリ ック・グリーン氏は、「バーナンキ議長が安心して緩和の手を緩めるこ とができる状況に至るには、十分に堅調な経済指標の発表が続くことが 必要だ。年内にはそれはないだろう」と述べた。

エコノミストらは、29日から2日間の日程で開催される連邦公開市 場委員会(FOMC)では、QE3の恩恵がインフレや金融不安定化の リスクに勝っていると判断した上で、債券購入へのコミットメントをあ らためて示すと予想する。議長は、雇用が大幅に拡大するまで緩和策を 続ける考えを表明している。

米労働省が2月1日に発表する1月の非農業部門雇用者数は、ブル ームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想で前月比16万人増の 見込み。昨年12月は同15万5000人増だった。

連邦準備制度の当局者の米経済見通しは、多くの民間エコノミスト よりも楽観的だ。FOMC参加者の今年の成長率見通しは2.3-3%。 ブルームバーグがまとめた別のエコノミスト予想の中央値は2%だ。

グリーン氏は、連邦税の税率引き上げや世界経済の脆弱(ぜいじゃ く)さといった逆風があるため、「2%を超える成長率の達成は不可能 だろう」と話している。

原題:Bernanke Seen Buying $1.14 Trillion in Assets by Early 2014(抜粋)

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