エジプト:治安部隊と反政府デモ隊との衝突続く-死者50人に

エジプト各地で28日、治安部隊と反 政府デモ参加者が5日連続で衝突した。同国の反政府派指導者らはモル シ大統領の対話呼び掛けを拒否している。

衝突はモルシ大統領が3県に対して非常事態を宣言し、違反者は厳 重に取り締まると発表した数時間後に発生した。デモ参加者はムバラク 政権打倒につながった2011年の反政府デモ開始から2周年を記念するた めに集まっていた。この日は少なくとも1人が死亡し、25日以降の死者 は合計約50人となった。

アラム・オンラインによると、スエズとイスマリア、ポートサイド 各都市のデモ参加者は夜間外出禁止令に従わず、反モルシ政権や反ムス リム同胞団のスローガンを繰り返し抗議活動を続けた。アムネスティ・ インターナショナルは28日のリポートで、エジプトの治安部隊は週末に かけて起きたデモ隊との衝突で「不必要に殺傷能力の高い武器」を使っ たと指摘した。

エルバラダイ前国際原子力機関(IAEA)事務局長を含む反政府 派のリーダーは、流血の事態となった責任を認めることを含めモルシ大 統領が要求に応えるまで対話に応じる考えはないとしている。

原題:Egypt Protests Rage for Fifth Day as Opposition Spurns Talks (1)(抜粋)

--取材協力:Mariam Fam、Ola Galal.

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