NY原油時間外:続伸-OPECの値崩れ予想せずの見方好感

ニューヨーク原油先物相場は29日の 時間外取引で続伸。米経済指標が成長の兆しを示したことや、石油輸出 国機構(OPEC)のバドリ事務局長が原油価格について今年は値下が りする可能性が小さいと述べたことを好感した。

原油先物相場は一時、0.6%上昇。前日の通常取引も0.6%上昇。昨 年12月の耐久財受注は前月比4.6%増となり、ブルームバーグによるエ コノミスト調査の予想上限を上回った。米連邦公開市場委員会 (FOMC)は29、30日に開かれ、資産購入の継続について協議する。 バドリ事務局長はロンドンで、原油市場のバランスがとれているため、 今年「大きな値崩れが起きる」とOPECはみていないと述べた。

CMCマーケッツ(シドニー)の市場担当チーフアナリスト、リッ ク・スプーナー氏は、「過去数カ月間の経済指標のトレンドを見ると、 耐久財受注も同様の傾向を示しており、米国経済は着実で緩やかな成長 に向かっているようだ。OPECの見解は何か特段の行動を考えていな いことを示唆しているようだ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物3月限は一 時、53セント高の1バレル当たり96.97ドルを付けた。シンガポール時 間午後3時21分(日本時間同4時21分)現在、96.92ドルで推移してい る。全限月の出来高は100日間平均を8.9%上回った。前日の通常取引 は56セント高の96.44ドルで引けた。終値としては昨年9月17日以来の 高値。

原題:Crude Climbs for a Second Day as OPEC Sees No Price Collapse(抜粋)

--取材協力:Yee Kai Pin、Ramsey Al-Rikabi.

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