三井住友FGなど大手銀株が上昇-今期、最高益うかがうと報道

三井住友フィナンシャルグループな ど大手邦銀グループの株価が高くなった。株式相場上昇に伴い保有株の 減損額が大幅に減少し、2013年3月期の業績が従来予想を上回り、中で も三井住友FGは過去最高益が視野に入ってくるとの一部報道が材料視 されたようだ。三井住友FGは10年4月以来の高値となった。

三井住友FGが前日比145円(4.4%)高の3450円、三菱UFJフィ ナンシャル・グループが18円(3.8%)高の497円、みずほフィナンシャ ルグループが5円(2.9%)高の175円とやや伸び悩んで取引を終了。 TOPIXの上昇寄与度では銀行セクターが1位で、売買代金も東証1 部市場で3メガバンクが上位4位までに入るなど膨らんだ。

29日付の日本経済新聞朝刊は、株価上昇を背景に12年4-12月期の 最終利益が三菱UFJは前年比4割減の5000億円超、三井住友は2割増 の5000億円強、みずほは5割増の4000億円程度になったもようだなどと と伝えた。日経平均株価は10月からの3カ月で約17%上昇している。

UBS証券の伊奈伸一アナリストは、メガバンクの経営環境につい て「悪くない」と指摘。その上で株式相場上昇を受けて「投信販売の拡 大が期待でき、手数料収入も増加する。証券子会社の業績の伸びも見込 める」などと述べた。一方、銀行の本業である貸し出し業務についても 「海外での増加から資金利益の増強も期待できる」とみている。

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