キャタピラー:中国部門の不正会計で「あらゆる選択肢」検討

建設機器メーカー最大手、米キャタ ピラーのダグ・オーバーヘルマン会長兼最高経営責任者(CEO)は28 日、昨年買収した中国部門の不正会計に伴う損失を回復するため、「あ らゆる選択肢」を検討していることを明らかにした。同社はこの問題に 関連し、5億8000万ドル(約525億円)の評価損を計上した。

同CEOは昨年10-12月(第4四半期)決算に関するアナリストと の電話会議で、「調査はまだ終わっていない」として、「調査完了に向 け一段の努力を行っている」と述べた。

キャタピラーは昨年10月、中国の鉱業用機械メーカー、年代煤砿機 電設備製造(ERAマイニング・マシナリー)の61億5000万香港ドル (現在のレートで約720億円)規模の買収を完了。11月に実施した棚卸 しで、傘下の鄭州四維機電設備製造が抱える問題について最初に懸念を 抱いたという。キャタピラーはこの問題を今月18日に公表していた。

オーバーヘルマンCEOが2010年に就任して以降に発表された買収 は計103億ドル規模に上り、ERAはアジアにおける最大規模の案件。 キャタピラーは鄭州四維機電の経営陣交代を発表し、係争中ないし今後 起こり得る訴訟に関してはコメントしないとしている。

キャタピラーは鄭州四維機電の問題が13年の利益に「大きな影響」 を及ぼすとはみていないと説明。13年の利益は1株当たり7-9ドル、 売上高は600億-680億ドルと見込んでいる。キャタピラーの28日の株価 終値は前週末比2%高の97.45ドル。

原題:Caterpillar Considers ‘All Options’ as Chinese Probe Continues(抜粋)

--取材協力:Aibing Guo.

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