米ヤフー10-12月期:利益と売上高が予想上回る

米ポータルサイト最大手ヤフーが発 表した昨年10-12月(第4四半期)決算では、利益と売上高がアナリス ト予想を上回った。検索需要の拡大や広告料金の引き上げが寄与した。

28日の発表によると、一部項目を除いた1株利益は32セントとなっ た。提携先サイトへの支払い分を除いたベースの売上高は4%増の12 億2000万ドル(1100億円)に増加した。ブルームバーグがまとめたアナ リスト予想平均は1株利益が28セント、売上高は12億1000万ドルだっ た。

マリッサ・メイヤー最高経営責任者(CEO)率いるヤフーは昨 年、通期として4年ぶりの増収となった。ヤフーのサイトの広告料金引 き上げや検索関連の広告収入増加が寄与した。ヤフーがこの日示した1 -3月(第1四半期)と通期の見通しはアナリスト予想に届かなかっ た。グーグルやフェイスブックに出遅れているディスプレー広告分野に おけるヤフーの試練を浮き彫りにするものだ。

ピボタル・リサーチ・グループのアナリスト、ブライアン・ウィー ザー氏は「ディスプレー分野はわれわれの予想を大幅に下回ったが、検 索分野は上回った」と述べた。

1-3月期の売上高は提携先サイトへの支払い分を除いたベース で10億7000万-11億ドルになる見通し。通期は45億-46億ドルになると 見込まれる。アナリスト予想はそれぞれ11億2000万ドル、45億9000万ド ルだった。

10-12月期はヤフーに帰属する純利益が7.9%減の2億7230万ドル (1株当たり23セント)だった。

ディスプレー広告が不振

ディスプレー広告収入は3%減の5億9100万ドル。スタッドラー・ キャピタル・マネジメントのケビン・スタッドラー社長によると、ヤフ ーは閲覧履歴を基に消費者に広告を届ける機能に追加投資することで、 ディスプレー広告の業績改善に取り組んでいる。調査会社Eマーケター の試算によれば、ディスプレー広告市場は今年177億ドルに拡大する見 通し。

ヤフーの株価は決算発表後の時間外取引で上昇。通常取引終値 は20.31ドルと、1%未満の下落だった。今年は2.1%上昇している。

原題:Yahoo Tops Analysts’ Estimates on Search, Ad-Price Increases (2)(抜粋)

--取材協力:Erik Schatzker.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE