米社債保証コスト上昇、住宅指標の悪化が響く-CDS取引

28日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが上昇。昨年12月 の米中古住宅販売成約指数が4カ月ぶりに低下したことが響いた。今週 は米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策発表を控えている。

ブルームバーグの集計によれば、北米企業の信用リスクの指標であ るマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニューヨーク 時間午後4時40分(日本時間29日午前6時40分)現在、0.9ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)上昇の85.8bp。25日には84.9bp と、昨年9月以来の低水準を付けていた。

住宅部門の回復がまだら模様となっていることを受け、景気減速で 企業の債務返済能力が損なわれるとの懸念が強まる可能性がある。全米 不動産業者協会(NAR)が28日発表した昨年12月の中古住宅販売成約 指数は、前月比4.3%低下の101.7。FOMCは30日に金融政策を発表す る。ブルームバーグの調査では政策金利をゼロ近辺に据え置くと予想さ れている。

GMPセキュリティーズの債券戦略ディレクター、エイドリアン・ ミラー氏(ニューヨーク在勤)は電話インタビューで、「30日の FOMCの政策決定まで市場は動かないだろう」と述べた。

原題:Company Credit-Default Swaps in U.S. Climb; Hess Risk Increases(抜粋)

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