イタリア首相、5年で3兆円超の減税公約-過去1年は増税路線

イタリアのモンティ首相は、5年 で300億ユーロ(約3兆6600億円)の減税を約束した。債務危機対応で 増税を1年にわたって打ち出してきた同首相は2期目を目指している。

モンティ首相の提案は2014年から5年かけて州事業税(IRAP) を115億ユーロ、所得税を155億ユーロ減税し、初回住宅購入者と子供の いる世帯向けの税控除として25億ユーロを設けるもの。モンティ首相は テレビ局La7で、自身の政権が導入し不評を買った不動産税を見直 し、「より累進的で公正な」課税の制度にすると述べた。

減税で税収が下がる部分については、歳出削減や脱税取り締まり、 国債利回りを低水準に抑えることで対応が可能だと説明。1年2カ月に 及ぶ政権運営中に講じた年金や労働法の改革や増税を擁護し、欧州債務 危機からイタリア経済を守るために必要な措置だったと強調した。

モンティ首相は「まず非常に厳しい対応を行った後、次の5年間で は別のアプローチが可能だと言っても、そこには一貫性があると思う」 と語った。

原題:Monti Pledges Raft of Tax Cuts After a Year of Increasing Levies(抜粋)

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