来年度の国債市中発行額は157兆円程度、5年連続で過去最大更新

政府の2013年度国債発行計画で、カ レンダーベースの市中発行額が今年度(補正後)の149兆4000億円を数 兆円規模で上回り、157兆円程度となることが分かった。5年連続で過 去最大(当初ベース)を更新することになる。国債発行総額は今年度比 で約10兆円抑制し、170兆円程度となる。複数の政府関係者がブルーム バーグ・ニュースに対し明らかにした。

政府が財政支出13兆円規模の今年度補正予算で新規国債を8.1兆円 (年金特例国債約2.6兆円含む)追加発行するため、来年度国債発行分 に上積みされる年度間調整分を5兆円程度増額したことなどが要因。30 年債と2年債を増額するほか、08年度から発行停止されていた10年物の 物価連動国債も数千億円発行する。

また、政府は「国債整理基金特別会計」の基金残高約10兆円のう ち、7兆円を取り崩し、来年度の国債償還資金に充てる方針。これにと もない、今年度の国債発行総額を前年度(180兆5266億円)に比べて大 幅に圧縮することが可能となった。政府はこれらを盛り込んだ来年度国 債発行計画を29日に閣議決定する。

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