F&N:会長が株売却へ-チャルーン氏の提示額は妥当との評価

シンガポールの不動産・飲料大手フ レイザー・アンド・ニーブ(F&N)のリー・シェンヤン会長と他取締 役3人は、保有する同社の株式をTCCアセッツに売却する計画だ。ア ドバイザーを務めるJPモルガン・チェースは、タイの富豪チャルー ン・シリワタナパクディー氏率いるTCCが提示した修正後のF&N買 収案は「妥当」との判断を示した。

TCCが今月18日に示した総額138億シンガポール・ドル(約1 兆170億円)、1株当たり9.55シンガポール・ドルの買収提案は、シン ガポールのオーバーシーズ・ユニオン・エンタープライズ(OUE)を 中心とする企業連合の提示額(1株当たり9.08シンガポール・ドル)を 上回った。OUE連合はその後、提示額を引き上げないことを決めた。 TCCによると、同社は25日現在でF&Nの株式を45.32%保有。

F&Nの取締役会は27日に同社ウェブサイトに掲載した文書で、 TCCが提示した条件は「株主が受け入れることができる唯一の提案 だ」とした。株主宛ての書簡によると、TCCの提示額は株価に影響が 出る前の12カ月間の日々の終値を21-77%上回る水準だという。JPモ ルガンの分析を引用している。

修正後の株式買い付け提案の受け入れ期限はシンガポール時間来月 4日午後5時半(日本時間同6時半)。

25日のシンガポール市場でF&Nの株価は9.55シンガポール・ドル と、週間ベースで0.3%下げた。

原題:F&N Directors to Sell Shares as Charoen’s Bid Seen ’Fair’ (1)(抜粋)

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