B787運航停止、事業への影響ない-東レとエンブラエル幹部

米ボーイングの最新鋭旅客機 「787」(ドリームライナー)が安全面の懸念で運航停止となっている ことについて、同型機の機体向けに炭素繊維を製造する東レの経営幹部 は、事業への影響はないとの見方を明らかにした。ブラジルの航空機メ ーカー、エンブラエルの幹部も同様の認識を示した。

東レの小泉愼一副社長は世界経済フォーラム(WEF)年次総会が 開かれたスイスのダボスでのインタビューで、予想される突発的な影響 は現時点では予想していないとした上で、減産の発表もないと述べた。

米連邦航空局(FAA)は16日、全日本空輸が国内線で緊急着陸し たことを受けて全てのB787の一時運航停止を命じた。同型機でリチウ ムイオン電池が出火して炭化する事故は約1週間で2回起きた。各国の 航空当局もFAAに追随して同様の措置をとった。

エンブラエルのジャクソン・シュナイダー執行副社長は自社の機体 へのリチウムイオン電池使用に関連する懸念について問われると、「全 く問題ない」と発言。エンブラエルへの「納入業者は異なる」と指摘し た。一方、ボーイングが自社の問題を「極めて早い段階」で解決すると 予想するとの見方を示した。

原題:Boeing 787 Grounding Doesn’t Affect Toray, Embraer, Managers Say(抜粋)

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