ECB総裁:金融市場は好転、経済については「陪審評議中」

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総 裁は25日、金融市場の環境は大きく改善したものの、政策当局はまだ、 経済が好転した兆候を待っている状態だと述べた。

ドラギ総裁はスイスのダボスで開催の世界経済フォーラム (WEF)年次総会での討論会で、ECBの債券購入プログラムは「テ ールリスクの除去に非常に役立った」が、「陪審はまだ評議中だ。実体 経済の側には同等の勢いが見られない」と語った。

また、「財政健全化は不可避だ」とした上で、「財政健全化が短期 的に経済を縮小させる傾向があることは否めない」と指摘した。それで も、状況は昨年に比べ「かなり良好だ」として、「ECB内の認識は、 経済活動は極めて低い水準ながらも安定化しつつあるというものだ。今 年下期には緩やかな回復を予想している」と述べた。

原題:Draghi Says Jury Still Out on Whether Euro Economy Will Improve(抜粋)

--取材協力:Jeff Black、Jennifer Ryan.

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