中国株(終了):1週間ぶり安値-バリュエーションを懸念

中国株式相場は、約1週間ぶり安 値に下落。消費関連株や金融株が下げの中心となった。バリュエーショ ン(株価評価)が8カ月ぶり高水準に近づいていることで、懸念が広が った。

保利房地産集団(600048 CH)など金融株が下落。万科企業 (000002 CH)も下げた。また、酒造会社の貴州茅台酒(600519 CH)が 下落するなど、消費関連株の指数は1カ月ぶり水準まで下げた。米アッ プルの納入業者である歌爾声学(002241 CH)は5週間ぶり安値。決算 発表後に急落したアップル株に連れて安くなった。

一方、漢方薬メーカーの雲南白薬集団(000538 CH)を中心にヘル スケア銘柄は上昇した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は、前日比11.29ポイント(0.5%)安の2291.30 と、17日以来の安値で終了。週間ベースの下落率は1.1%となった。ブ ルームバーグが集計したデータによると、同指数の株価収益率 (PER)は12.6倍と、昨年5月8日以来の高水準にあと1.8%の水準 となっている。上海、深圳両証取のA株に連動しているCSI300指数 は同0.4%安の2571.67。

江海証券の徐聖鈞アナリスト(上海在勤)は、「中期的な見通しは 依然として不透明だ」と指摘。「改革の取り組みはまだ何も実現されて いない。改革に向けた具体策が見られない限り、上海総合指数が2350を 突破することは難しい」と述べた。

原題:China’s Stocks Fall to One-Week Low as Valuation Concerns Mount(抜粋)

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