米アップル、成長鈍化でバリュー株にシフトか-アナリスト

米アップルはここ数年の急成長で時 価総額世界一の企業になったが、アップルの決算を分析したアナリスト からは同社がバリュー銘柄のように見え始めているとの声も出ている。

アップルが23日発表した2012年10-12月(第1四半期)決算の内容 を踏まえ、20人以上のアナリストが同社の目標株価を引き下げた。24日 のアップル株は12%下落。昨年9月以来35%余り下げている。数年ぶり の低い収益率となった同社は、この傾向が続くとの見通しを示した。

同社はこれまで、スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhon e(アイフォーン)」やタブレット型端末「iPad(アイパッド)」 などの爆発的な人気を背景にウォール街の予想を上回る業績を上げてき た。みずほセキュリティーズUSAのアナリスト、アベー・ランバ氏は アップルについて、バリュー株に一層近づくかもしれない局面に入りつ つあると分析。売り上げの伸びが落ち、利益は予想可能で、安定した配 当を実施するAT&TやIBMのような企業に似てきているという。

ランバ氏は「アップルの状況は1年前から大きく変わった。われわ れが想定したよりも成長鈍化ペースがずっと速い」と語った。

クレディ・アグリコル・セキュリティーズUSAのアナリスト、ア ビ・シルバー氏やJPモルガン・チェースのマーク・モスコウィッツ氏 も、バリュー株投資家がアップルに魅力を感じる可能性があるとみてい る。

原題:Apple Growth Slowdown Fuels Concern of Shift to Value Stock (1)(抜粋)

--取材協力:Ian King.

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