ルービニ氏:ユーロ圏、昨夏ほど状況悪くない-政治リスク残る

米ニューヨーク大学のヌリエル・ル ービニ教授はユーロ圏について、政治面のリスクは残るものの、昨年半 ばに比べると状況は良くなっていると指摘した。同氏は2008年の金融危 機を正確に予測したことで知られる。

ルービニ教授はスイスのダボスでブルームバーグテレビジョンとの インタビューに応じ、ユーロ圏の状況は「昨年の夏ほど悪くはない」と 述べた。ただ、イタリアやドイツなどでは選挙を控えており、「欧州の 政治面での環境は悪化しかねない」との見方も示した。

同教授は、スぺインの過去最悪の失業率はユーロ圏経済が依然とし て強い逆風にさらされていることを思い出させると指摘。成長の欠如や リセッション(景気後退)の継続、競争力不足などの根本的な問題が依 然として存在するとして、「ユーロ圏の周辺国では銀行の信用収縮がな お続いている」と語った。

原題:Roubini Says Euro Area Better Off Even as Political Risk Remains(抜粋)

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