中国、物価・住宅価格上昇が金融緩和を阻む公算-元中銀委員

中国経済は今年後半に減速するも のの、インフレ加速と住宅値上がりで金融緩和は手控えられるだろう -。中国人民銀行(中央銀行)貨幣政策委員会の元委員、李稲葵氏はこ うみている。

スイスのダボスで開かれている世界経済フォーラム(WEF)年次 総会に出席している李氏は24日にインタビューに応じ、「年後半は若干 減速する可能性がある」と述べた。その上で、インフレ率と住宅価格の 上昇により、政策金利や市中銀行の預金準備率が引き下げられる「可能 性は非常に小さい」と指摘した。

現在は北京にある清華大学の中国世界経済研究センター主任を務め る李氏の発言は、中国の新指導部が直面するジレンマを浮き彫りにして いる。景気回復を支える必要がある一方で、昨年12月のインフレ率は7 カ月ぶりの高水準に達し、新規住宅上昇も多くの都市に広がっている。 李氏は「双方の問題とも政策当局にとっては懸念材料となるだろう」と 話した。

原題:China Will Be Reluctant to Ease Monetary Policy, Li Daokui Says(抜粋)

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