今日の国内市況(1月22日):株式、債券、為替市場

きょうの国内市場の株式、債券、為替相場 は以下の通り。

●日本株連騰、円一段安と欧米統計改善-TOPIX40年ぶり11週続伸

東京株式相場は連騰。TOPIX、日経平均株価ともに終値で昨年 来高値を更新した。欧米の経済統計改善や日本政府の要人発言などを材 料に為替市場で円安が再加速し、業績好転への期待で電機や輸送用機 器、ゴム製品、化学など輸出関連を中心にパルプ・紙、食料品と幅広く 買われ、東証1部33業種は全て高い。

TOPIXの終値は前日比19.47ポイント(2.2%)高の917.09と、 東日本大震災前日の2011年3月10日以来の高値水準に戻した。日経平均 株価は305円78銭(2.9%)高の1万926円65銭ときょうの高値引け。 TOPIXは週間で11週続伸し、ブルームバーグ・データ(土曜日デー タ除く)によると、1972年10月4週から73年1月4週にかけての14週続 伸以来、40年ぶり連続上昇記録となった。

しんきんアセットマネジメント投信運用部の藤本洋主任ファンドマ ネジャーは、「市場関係者の最大の関心事は為替トレンドだ」と指摘。 4月の日本銀行の新総裁人事で金融緩和に積極的な人物が選ばれるとの 期待が根強く、「今は円が売られやすい時期にあり、株価は堅調」との 認識を示した。さらに、中国経済が昨年末ごろから持ち直してきたほ か、米経済も住宅を中心に若干良くなってきており、「グローバル経済 の流れもプラスに働いている」と言う。

●債先は続伸、中期債に銀行の買いとの見方-円安受け超長期債安い

債券先物相場は続伸。朝方は売りが先行したが、銀行などの投資家 からとみられる買いが中期ゾーンに入ったことをきっかけに上昇に転じ た。一方、超長期債は円安進行などを背景に売りが優勢の展開となっ た。

JPモルガン・アセット・マネジメントの塚谷厳治債券運用部長は 昨年まで売り越していた大手銀行などによる買いが入っている感じだと 指摘。また、SMBC日興証券の金融経済調査部の山田聡部長は、円 安・株高局面でも中期ゾーン中心に現物債への押し目買い需要は根強い とし、「押し目買いを確認したことによる安心感から、先物には持ち高 調整の買い戻しが入った」と説明した。

東京先物市場で中心限月の3月物は、前日比4銭安の144円41銭で 始まり、直後に144円40銭まで下落した。その後は徐々に買いが優勢と なって上昇に転じ、一時は144円58銭と、日中取引で昨年12月13日以来 の高値を付けた。結局は10銭高の144円55銭で引けた。

●円が10年6月来の安値、円安容認発言受けた売り継続-一時90円後半

東京外国為替市場では、円が対ドルで2年7カ月ぶり安値を更新。 一段の円安を容認する日本政府高官発言をきっかけに、円売りが再燃し た前日の流れが続いた。

午後4時現在のドル・円相場は1ドル=90円55銭前後。朝方には一 時90円69銭を付け、前日に続き2010年6月以来の安値を塗り替えた。

通貨・金利リスク管理を手掛けるロックフォード・キャピタルのマ ネジングディレクター、トーマス・アバリル氏(シドニー在勤)は、 「マーケットは今、円を売るあらゆる口実を探している」と指摘。「円 安の動きはまだまだ続く。円買いを正当化するファンダメンタルズ(経

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