スペインはユーロ圏銀行直接支援を求めず-ユーログループ議長

ユーロ圏財務相会合(ユーログルー プ)のダイセルブルーム議長(オランダ財務相)は、ユーロ圏の恒久的 救済基金である欧州安定化メカニズム(ESM)が利用可能になる際 に、スペイン政府は同国銀行への直接支援を同基金に要請する必要はな いとみているとの見方を示した。

ESM理事会は先月、スペイン政府の銀行救済基金に395億ユーロ (約4兆7800億円)の支援を承認した。ユーロ圏は昨年6月の首脳会合 で、欧州中央銀行(ECB)に域内銀行の監督権限を一元化した上で ESMによる銀行直接支援を可能にすることを決めていた。その1カ月 後にユーログループのユンケル議長(当時)は、スペインの銀行救済プ ログラムはESMの仕組みが利用可能になったときに直接支援の形に変 えることができるとの認識を示していた。その後は当局者はあまり明確 な見解を示していなかった。

ダイセルブルーム議長は24日にハーグで議員らに対し、「スペイン の銀行支援はESMの手段に基づき、遡及(そきゅう)的に行われるこ とができよう」と述べ、「その一方で、スペイン政府はそうする必要性 は見当たらないとの認識を示唆している」と語った。

原題:Spain Won’t Seek Euro-Area Direct Bank Aid, Dijsselbloem Says(抜粋)

--取材協力:Maud van Gaal.

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