日本3位に躍進、英と明暗-ビジネスに適した都市ランキング

ブルームバーグがまとめたビジネス に適した都市のランキングで、日本が3位に躍進、一方で英国は大きく 順位を下げた。

1位は前年に続き香港、2位は米国。日本は順位を4段階上げた。 英国は4位から10位に後退。ランキングは経済統合の度合いや現地の消 費者ベースなどの6つのカテゴリーに基づいている。

安倍晋三首相は景気てこ入れのため無制限の金融緩和やインフレ目 標引き上げを日本銀行に働き掛けるとともに、中国など近隣諸国との対 立で日本の主張を強める方針を示している。

野村ホールディングスの豪州担当金利ストラテジスト、マーティ ン・ウェットン氏(シドニー在勤)は「日本には、この20年の大半苦し められた病弊から脱しようと変化を求める大きなうねりがあり、安倍首 相は日本の活力回復を訴えて選ばれた」と説明。「それに対し、英国は 税金が高く欧州での役割をめぐっても不透明で、3番底に近い」と指摘 した。

ランキングは起業コスト、雇用・材料コスト、経済統合の度合い、 インフレや汚職など目に見えないコスト、物流コスト、消費者ベースの 6カテゴリーをそれぞれ0-100%で評価した結果に基づく。消費者ベ ースについては、各国の中産階級の規模や家計支出、国民1人当たりの 国内総生産(GDP)を考慮した。

香港の点数は79.6、米国が77、日本が75.6だった。日本は報酬のコ ストが経費全体の6.9%と、米国の11.9%や香港の23%に比べて低く、 雇用・材料コスト面で1位だった。

英国は起業コストがフランスよりも高かった。フランスは6段階後 退して14位。

原題:Japan Leapfrogs U.K. in Business Ranking as Cash Trumps Cuts(抜粋)

--取材協力:Wei Lu.

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