ユーロ圏:1月の総合景気指数48.2、予想上回る-回復の兆候

ユーロ圏のサービス業と製造業を合 わせた1月の経済活動は縮小したものの、そのペースはエコノミスト予 想ほどではなかった。域内経済がリセッション(景気後退)から脱し始 めている兆候が示された。

英マークイット・エコノミクスが24日発表した1月のユーロ圏総合 景気指数(速報値)は48.2と、前月の47.2から上昇。ブルームバーグ・ ニュースがまとめたエコノミスト22人の予想中央値47.5も上回った。同 指数は50が活動拡大・縮小の分かれ目。

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は今週、昨年講じられた大胆 な政策によってユーロ圏を覆っていた「暗黒の雲」が消えたと発言。ド イツでは1月の景況感指数が2年半ぶり高水準に達したほか、ECBは 域内経済の緩やかな回復を年内に見込んでいる。

ABNアムロのエコノミスト、アリン・スハウリング氏(アムステ ルダム在勤)は23日付のリポートで、ユーロ圏「経済は年内の緩やかな 回復に続く道へと進むだろう」と指摘。「進行中の財政緊縮や一部諸国 での賃下げ、失業増加で景気拡大の潜在力の一部はそがれるものの、こ うした悪影響は徐々に深刻ではなくなるだろう」との見方を示した。

総合景気指数を構成するサービス業景気指数は48.3と、前月の47.8 を上回った。製造業景気指数は47.5と、12月の46.1から上昇。マークイ ットは製造業景気指数の改定値を2月2日、サービス業指数と総合景気 指数の改定値を同月5日に発表する。

原題:Euro-Area Services, Manufacturing Slump Eases (Correct) (抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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